今世…
再び、
月よりトスカーナの城に降りましたが…
アラディアの居場所は見付かりませんでした。
孤独を感じ…
トスカーナの城を後にし、
旅に出る事にしたのです。
色々な国に旅をし、
自分の居場所を探していました。
そのうちにたどり着いた…
✨その国は✨…
とても平和で
美しい心を持っている人々が住んでました✨💝✨
でも…
平和で美しい心を持っていても
悩みの無い人は一人として居ません😢
悩みや苦しみ…
生きるという事は試練の連続。
報われるかは解らないけれど
努力の連続です。
でも、
試練から学び…
努力する事で心は磨かれる。
その連続で、
人は向上して成長していくのです✨🐥✨
そこで
私は魔女として
持っている占術を使う事にしました。
🔮占術師🔮アラディアとして、
この国で生きる事にしたのでした✨🐥✨
そして…
この国に生きて気が付けば…
10年の月日が過ぎてしまいました✨✨
ある日の事…
「月の女神が…呼んでいる…。
私のお母様が呼んでいるわ…❕
…トスカーナに行かなくては…❕」
私は
イタリアのトスカーナに向かいました✈
Poggibonsi駅にて…
そして…
この星に降りてきて
最初の住んで居た城に着きました🏰
その夜…
月の女神ディアナ🌛と逢ったのです✨
「アラディア…
貴方がこの星に
再び降りてきたのは何故ですか?」
私は静かに答えました。
「私は母ディアナの使命を果たす為に、
この星に降りてきました。
でも、
あの頃とは世界は変わり、
魔女も姿を変えて…
前世のアラディアは
必要では無くなっていました。」
「ならば、
何故すぐに
月に帰って来なかったのですか?」
母ディアナの問いに…
「お母様…
私は
孤独だったのです…。
…本当は
最初に
この星に降りて来た時から…
ずっと孤独でした。」
ディアナは驚き
「…アラディアは孤独だったのですか?」
「私はずっと…
何故こんなに孤独なのか、
気が付きませんでした。
でも、
今世この城に居場所が見付からず、
旅に出てから解ったのです。
私は
月の女神ディアナの使命の為にだけ、
此処に生きていたからだと。
自分の中に自分が居ない孤独…。
今世でも繰り返せば、
同じ孤独を生きるだけ。
今世はアラディアとして、
この星で生きてみたいと思っています。」
「アラディアは女神の娘なのですよ!
月に戻れば年を取ることもない。」
私は母ディアナに力強く言いました。
「この星は美しい世界です。
醜く愚かでも在るのは真実。
だからこそ、
限りの有る時の中でこそ得られる成長。
その中で喜びを見付け…
幸せを感じたい。
美しい世界と美しい心の人々と…
この星で生きてみたいと思いました。」
「それはどんな結果になるか
覚悟しているのですか?」
ディアナの瞳には涙が…😢
…私は続けました。
「私は魔女アラディアです。
覚悟は出来ています。」
「この星で生きる事を選んだのですね?」
私は頷きました。
「月の女神の娘アラディアとして、
この星の一人として生きます!」
ディアナは微笑んで…
「そうですね…
アラディアは
月から降りてきた最初の魔女。
ディアナの娘。
だからこそ、
今世
再びこの星に
新たな目的を持って降りてきた
魔女アラディア」
「私は
月をいつも感じられる月の畔に住んで…🌛
🏰お母様に見守られて…
生きます✨」
「アラディア、
3年後また此処で逢いましょう✨
とても大切なメッセージが有ります🍀
約束して下さいね🙆✨」
「はい!約束します✨🙋✨
その3年間に
もっと
素晴らしい魔女になっています✨🔮✨」
月の女神ディアナの涙が
真珠のネックレスになり、
私は受け取りました✨👸✨
✨🐥✨
私はもう孤独では有りません
✨🐥✨
💝幸せが
どんな形なのか知っているから…💝
2016.12.29