等価交換・後編

…占いの店の片付けを手伝い、

外に出ると陽が傾きかけていました✨

 

「アーラ、これから行く所が有ります。」

後ろからフィアーマの声がして

 

「え?何処へ行くのですか?」

フィアーマの言葉に驚いて振り向くと

 

「ほら…お迎えが来ましたわ。」

 

 

送って貰った馬車の御者が立っていて

 

「荷物を運びます。」

 

そう言って『等価交換』の入った袋を

フィアーマから受け取っていました。

 

 

馬車に乗り込むなり私は今日の事を

わくわくしながら話しました。

 

「タロットカード🃏1枚の中に色々な意味

…そして、組み合わせで意味も変わる。

色々な世界を映し出すのですね。

 

占って貰う人たちもとても真剣で真実を

語っているし…フィアーマさんを本気で

頼って相談されてましたね✨

 

それに合わせて沢山の様々な『等価交換』

なのだと思いました。」

 

 

フィアーマも微笑みながら…

 

「しっかり観察してましたね。

 

タロットカードは心の世界です💫✨

過去から現在の、そして未来の運命を

現実として視て行くのです。

深い信頼関係が無いと占いは出来ません。

そして、

等しい価値で交換しなければなりません。

貰い過ぎも無さすぎも駄目です。」

 

…私が溜息をつきながら、

 

 

「…人間界の

 

『約束事』は

難しいですね。

 

 

私は念じるだけで

 

行きたい場所に

行く事も出来る…

 

…天界とは違うのですね…。」

 

そう呟くと…

 

 

 

「そうです。

人間界の『約束事』は難しいのです。

知らない間にバランスを取られるのです。

気を付けないと運を下げますからね。」

 

不思議な言葉に聞こえました。

 

「運を下げる…って?」

 

 

フィアーマは少し複雑な顔をして

 

「占い師は運命を視ます。

運命を良くする為に相談に乗るのだから

運が幸せだとすれば、占い師に相談して

どうしたら幸せになれるかは、

どうしたら運を上げられるかと

同じになるのです。」

 

私は意味が感じられて

 

「相談して運が上がったのなら

『等価交換』で、その上がっただけの

価値を貰い過ぎたり無さ過ぎたりすると

バランスを取る為に運を交換してしまう

…と、いう事ですね?」

 

 

フィアーマは頷きました。

 

「そうです。

 

…ところで…アラディア様は

恋をした事が有りますか?💕」

 

唐突な質問に驚いて

「え?あ~どうでしょう⁉」

 

慌てて答えるとフィアーマは

楽しそうに笑いました。

 

 

 

街を外れ所に城の様な大きな屋敷が在り

その前で馬車は静かに止まりました。

 

「では、またお迎えに上がります。」

 

御者はそう言って私達を降ろすと

行ってしまいました。

 

 

 

屋敷の裏の出入口まで行き、

フィアーマはドアをノックしました。

 

そして、静かにドアが開きました。

 

 

背の高い男性がこちらを見ていました。

 

フィアーマは男性に頭を下げ、男性の後を

付いて中に入って行きました。

 

私はフィアーマの後を着いて行きながら

屋敷の中を観察していました。

 

屋敷の中はとても鮮やかな家具が豪華な

感じの部屋でした。

 

 

そして、階段を上って奥の方の部屋に案内

されました。

 

部屋の奥には身なりの裕福な感じの女性が

立っていて、私達に気が付くと…

 

「フィアーマさん、待っていましたよ!」

 

フィアーマの側まで走り寄って来ました。

 

「今日はビアンカさんに会う約束です。」

フィアーマは静かにお辞儀をしました。

 

夫人は頷き、

「ええ…こちらへお願いします。」

 

部屋の中は薄暗く奥にベッドが有り…

 

「…フィアーマさん?」

ベッドから女性の声が聞こえました。

 

「はい、ビアンカさん…

かなり具合が悪いようですね。

心の病ですね…。

 

私に話したい事が有るのですよね?

だから、聞きに来ましたよ。」

 

ビアンカは苦しそうでした。

 

「会いたかったです…

だから無理を言って…今日…

…市場に居ると聞いて使いを出して

…ごめんなさい。

 

フィアーマさんに相談して…から…

私は…私…

頑張ったつもりだけど…。」

 

ビアンカは手で顔を覆い泣いていました。

 

「フィアーマさん!どういう事ですか?」

夫人は怒っていました。

 

「ベアトリーチェ夫人、

お嬢様の事を私にお任せ頂けないのなら

私は帰りますが?」

 

夫人は黙って後ろに下がりました。

 

「ビアンカさん、

私の言葉を理解して出した結論ですか?

それがこの状態なら私は何も出来ません。

 

運命は…

自分の運命は自分でしか変えられないし、

選んだ事で誰かの運命に影響を与える。

そして、その影響を与えてしまった事は

結果としていずれ自分に返ってきます。

それが約束事と言ったはずですよね。」

 

フィアーマは強い口調でした。

 

「…私の選択は間違っていたの?

…私を育ててくれたお父様やお母様が

選んだ事を逆らうなんて出来ない!

だから…だから、

私は自分の運命なんて変えられないわ!」

 

苦しそうに涙を流しながら

ビアンカは言って枕に顔を埋めました。

 

 

 

「変えられない?そうですか?

お母様と本当の話し合いをしましたか?」

 

フィアーマは相変わらず冷静でした。

 

 

夫人は黙って真剣に聞いていました。

 

「ビアンカさん、

貴方はお母様の為だと思って出した結論は

誰も幸せではないこの状態ですよね。

 

ベアトリーチェ夫人、

ビアンカさんのこの状態に満足ですか?」

 

フィアーマは振り返り

ベアトリーチェ夫人を見ました。

 

「…娘の病気を望む母親などいません!」

 

夫人はそう答えてベッドに側に来て…

「ビアンカ、貴方の気持ちを聞かせて。」

 

 

フィアーマは優しく微笑み…✨

 

「では…私達はこれで失礼致します。

 

これから出す答えはお二人で出す結論。

何をどう選ぶかもお二人の覚悟です。

 

私は運命を変える事は出来ません。

私は運命を視てアドバイスするだけ…。

見守らせて頂きます。」

 

そう言うと部屋を出てしまいました。

 

その後ろから夫人が

 

 

「フィアーマさん、

感謝しております。

 

間違いを犯す

ところでした。

 

何と御礼したら

良いか解りません。

 

あの…金貨で良いでのしょうか?」

 

 

 

フィアーマはゆっくり振り返り…

 

「私はビアンカさんと等価交換してます。

結果が出せてから頂きに参ります。」

 

夫人は少し驚いた表情でした。

 

 

廊下には背の高い男性が待っていました。

 

その男性はビアンカの親族には見え無く

使用人の様でしたが…眼には涙を浮かべ

「ありがとうございました!」

 

そう言って深々とお辞儀をしました。

 

 

この男性はいったい誰なのだろう?

 

そんな疑問や…これで帰ってしまうのが

不思議な気持ちでした。

 

 

 

屋敷を出ると馬車が待っていました。

 

フィアーマは空を見上げて…

「では、森の城に帰りましょう。」

 

 

私は馬車に乗って沢山の疑問を考えて

ましたが…

 

「アラディア様、

お考えになっても解らない事も有ります。

 

アラディア様は人間では無いので人間の

約束事は解らないでしょう。

人間界に長く居ても…解らない事は沢山

有ります。

 

昼間会ったソフィアさんや娘さん、

ビアンカさんやベアトリーチェ夫人が

これからどんな決断をして…どの様な

運命を生きて行くのか解りません。

選ぶのは自分自身ですから。

 

恋とは…本当にややこしい感情ね…。」

 

私は、はっとしました。

「だから、フィアーマは私に恋をした事が

有るのか聞いたのですね!」

 

フィアーマは頷いて…

「そうです。

人生を狂わす程、心の病に至る程の感情。

時には命懸けになってしまうのですよ。

 

…私の両親の様に。」

 

私は…

聞けないでいた事をフィアーマは聞いて

良いと言ってるのだと思いました。

 

「フィアーマのお父様は何と等価交換して

人間になれたのですか?」

 

でも…まさかと思っていた答えでした!

 

 

「そうです…私です。」

 

 

私は今までの衝撃や、ぞっとするような

予感や直感はこの事だと解りました。

 

「そんな…そんな等価交換なんて…!

お母様がそんな事をするなんて!」

 

判っていて口からは言葉は虚しく出て来て

そして…涙も溢れてきました。

 

 

「アラディア様、

精霊から人間に成るとは…

それに等しい価値の有るモノとの交換…

だとしたら命に値するのは当然です。

そして、そんな願いを叶えられるのは

ディアナ様のような女神様か神様です。」

 

フィアーマは優しく微笑みました。

 

 

「…父はどうしても母と結婚したい。

どうしても人間になりたかったのですね。

 

 

ディアナ様はその気持ちを一時的な感情

恋は魔法や熱病と同じでいずれ覚める。

そう父を止めたそうです。

 

でも、父はどんな条件でも出来る事はする

そう言って引き下がらなかったので…

 

ディアナ様は等価交換を告げました。

 

それは二人の間に子供が産まれたら

その子供と交換で人間になる。

その条件で交わされました。

 

 

そして…間もなく私が産まれました。

 

そこでやっと気付いたのです。

父は自分の犯した罪を知ったのです。

 

命の交換など、絶対にしてはいけないと。

 

 

 

 

でも、

 

約束は交わされていて全ては遅く…

ディアナ様は父と母の前に現れました。

 

母は知らされて無く、父を責めました。

 

そして…父はディアナ様に

自分は精霊でも人間でも無く

このまま消え去っても良いから

子供と交換しないで欲しい!

 

そう…

ディアナ様と母に謝罪したのです。」

 

 

…馬車は城に着いていました。

 

馬車を降りるとポツリと…

 

「今夜は満月ですね…。」

 

フィアーマは月を見上げて呟きました。

 

 

 

私はフィアーマを見つめていましたが

 

満月を見上げて…

 

「恋とは…愚かだけれど…純粋ですね。」

 

…涙が溢れ零れました。

 

 

馬車を降りた二人は城に向かい歩きながら

 

「ディアナ様は…父の嘆き悲しむ姿に

心を打たれ…条件を出しました。

 

 

ディアナ様の条件は…

『…炎色の髪の子供にはフィアーマ(炎)の

名を付け、いずれ…アラディアが

この地上に降りる時の為に…

アラディアの人間界におけるの母となる

人物に育てなさい。』

 

そして、その条件を約束を守り父と母は

私を本当に大切に厳しく育てて…

アラディア様の地上におけるの母にと

育て上げ…

 

両親は人間として生涯を全うしました。

 

ディアナ様は何度となく私達の前に現れ

私の成長する姿に喜んで下さってました。

 

 

 

そして…

 

アラディア様の

事を嬉しそうに

お話して…

 

何度か合わせて

下さったのです。

 

森で一緒に遊んだのもディアナ様の計らい

なのです。

 

私は待っていました。

 

アラディア様がいらっしゃるのを

 

…心からお待ちしておりました。」

 

✨フィアーマは涙ぐみ…

本当に優しく微笑んでました✨

 

だからお母様は肌身離さなかった指輪を

フィアーマに渡したのだと解りました。

 

 

私は思わず…✨

「お母様って呼んだ方が良いのかしら❔」

 

 

笑いながら首を横に降りました❕

「フィアーマの方が良いです✨」

 

私も笑いながら✨

「じゃ、フィアーマ

私の事はアーラって呼んて下さい❕」

 

満月は二人の微笑みを照らしました…✨💫

 

 

 

この時はまだ…

フィアーマに人間界を習う理由…

これから私に起こる…歴史に残る物語り💫

…どんな物語りか💫

 

知る由も有りませんでしたが…

 

でも、

母ディアナが私をこの星に💫🌏💫

何かを託しているのだと直感して💫

 

覚悟を決めました…💫✨🙌✨💫

 

 

 

 

2017,7,11

 

 

 

 

 

 

等価交換・中編

 

 

 

 

翌朝…

 

アラディアは

フィアーマと

馬車に乗り、

森の外れの街に

行きました。

 

✨私は街に行くのは初めてなのでとても

嬉しいのと、フィアーマと似た感じの色の

シンプルなドレスを着て、いつもとは違う

自分を気に入ってました🎶

 

フィアーマは馬車に乗ると私を見て

「アラディア様、楽しそうですね!

でも、何故お聞きにならないのですか?

色々と疑問だらけでしょう?」と

少し悪戯っぽく微笑みました。

 

私は少し不満で怒った様な声で

「私は自分でしっかり考えてから

それでも解らない事を質問する様にと

母から言われてます!

だから考えています!

母が私にフィアーマの心が読めない様に

魔法を掛けた事もです!」

 

フィアーマは持って来た大きな袋から

小さな袋を出して私の手に乗せました。

 

「これはアラディア様に用意した

タロットカードです。」

 

私は驚いて思わず…

 

「私に?嬉しい!見ても良いですか?」と

タロットカードを受け取りました!✨

 

 

 

「アラディア様、

タロットカードを私から習うのに、私の心

が読めては習う事にならないですよね?

だから、ディアナ様は魔法を掛けたのだと

思います。」

 

私は『成る程』と、納得しましたが…

 

「でも、フィアーマは人間なのですよね?

少女の頃に精霊や妖精と話もしてました!

私の心も読めていましたよね?」

 

 

フィアーマは頷き、

 

「…私の父は風の精霊のひとりなのです。

 

父は精霊ですが、

 

…母は人間で

ジプシーの踊り子

でした。

 

……だから

普通の人間には

無い力が備わって

生まれてきたのです💫

 

 

精霊の父と人間の母とはとても愛し合い

共に生活する事を望みまました。

 

でも、風の精霊もジプシーも土地を転々と

旅をしなければらない運命を背負っていて

一緒に暮らす事が出来ませんでした。

 

その為に父は精霊から人間になる事を

ディアナ様にお願いしたのです。

 

そして…

父はディアナ様と『等価交換』をして

叶えました。」

 

私は母の

『等価交換』の言葉を思い出しました!

 

「等価交換?

等価交換って何ですか?」

 

思わず大きな声になってしまった私とは

逆にフィアーマは静かな微笑みを浮かべ…

 

「アラディア様…

『等価交換』の意味が解らないのでしたら

これから私と行動する事で学ぶ事が出来る

はずです。」

 

そしてタロットカードを指差して、

「私の仕事は占い師です。

カードを視て必要な時に必要な事だけを

導きだします。

人の心や運命をカードから導くのです。

 

普段は視ない様にしてます。

 

私はアラディア様の心は読んでませんよ。

アラディア様のお顔を視ていれば大体の

お気持ちはわかりますから…✨」

 

 

私の方がフィアーマより遥かに長く生きて

いるはずなのに…💫

 

何故かフィアーマを母の様に感じました。

 

私は微笑みを浮かべて✨

「フィアーマ…宜しくお願い致します!」

 

私は色々と疑問は沢山有りましたが

何だか納得していました。

 

 

 

……そして、馬車が止まり

 

 

御者が訊ねました。

「フィアーマさん、市場の入り口ですが

本当にここまでで大丈夫ですか?」

 

フィアーマは立ち上がり

「ありがとうございます。

此処で大丈夫です、助かりました。」

 

フィアーマは馬車を降り

「さぁ、アラディア様、参りましょう!」

 

私が馬車を降りると…

「アラディア様、これを頭から被って

お顔を隠して下さい。」

 

渡された布をフィアーマの真似をして

被りました。

「それから、これから仕事の間は

アラディア様は私の御弟子さんとして

Ala✨アーラと呼びますね。」

 

「アーラ(翼)ですね!素敵です!✨」

私が嬉しそうな顔をしているのを見て

フィアーマも嬉しそうでした。

 

どうやら…

私は顔に気持ちが出てしまうらしい…と

いう事を、その時初めて分かりました…💡

 

 

 

市場は沢山の人々が賑わっていました。

色々な服装で様々な年齢の男女がいて

其々の表情しているようにみえました。

 

「アーラ!早く付いて来なさい。」

 

気が付くと、ずっと先の方にフィアーマは

歩いていました。

 

そして暫く歩いて少し人通りの少ない店の

前で止まり、私に眼で合図すると店の奥に

入っていってしまいました。

 

 

不思議な飾りの付いたカーテンが素敵な

狭いけど小綺麗な店でした。

 

私はカーテンを開けて入って行くと

もう、お客さまが待っていました。

 

 

「アーラ、私の後ろに行きなさい。」

フィアーマはもうテーブルに

付いていました。

 

そしてお客さまに向かって、

 

「私の新しい弟子のアーラですよ。」

私を紹介してくれました。

 

 

「フィアーマさんの御弟子さん!

じゃあ、才能が有るんだね~。

フィアーマさんは滅多に御弟子さんを

取らないから、楽しみだわ~。」

人の良さそうな年配の女性でした。

 

身なりは余り豊かとは言えなさそうな、

古着の様な服を着て靴も破けていました。

 

 

「アーラです。ごきげんよう✨」

私は思わずいつもの様に片手を胸に当て

膝を曲げて身体を沈める様な仕草の挨拶を

してしまうと…❕

 

「あれま~!なんてご丁寧な挨拶だわね。」

そう言って大きな声で笑らい、

「どこかのお姫様なのかい?」と、

フィアーマに聞いてました。

 

「ソフィアさん、時間が勿体無いわよ。

その後どうなったの?」

フィアーマはタロットカードを出して

シャッフルを始めました💫

 

 

すると、ソフィアさんは顔が真剣になり…

「娘は本当に好きだから諦めきれ無いと

言って帰りを待っているんだけどね。

相手の若者は仕事と言って出掛けてから

もう2ヶ月位も帰って来なくてね~。

不安で…食欲も無くて具合も悪くなって

来てどうしたら良いのか…。」

 

フィアーマはカードを並べて…

 

「娘さんのマリアさんの彼、出先で怪我を

して動けなかったみたいだけれど…

…骨折したようだわ。

でも、もうこちらに向かっている途中よ。

だから…もう明日か、明後日には帰って

来そうだから大丈夫よ!

マリアさんに伝えて上げて下さい。

安心させたら具合も良くなるわ。」

 

そう言うと小さな袋を出して

「一応、これをスープにひとつまみ入れて

飲まして上げて、少し苦いけど元気になる

わよ。」

 

ソフィアさんは笑顔になり✨

「ありがとうございます!

娘に伝えて、スープも飲ませるよ!」

 

そしてソフィアさんはフィアーマさんの

袋と交換するかの様に持って来た草の束を

渡しました。

 

「フィアーマさん、これで良いのかい?」

 

フィアーマは微笑み✨

「勿論よ。

これは薬草になるとっても貴重な草よ。

はい、占い代金頂きました。」

 

ソフィアさんは何度もお礼を言って

嬉しそうに帰っていきました。

 

ソフィアさんの後も何人も人達が悩みを

相談しては、何かと交換していました。

 

人は見掛けはどんなに明るくみえても

色々沢山の悩みが有ったりするもの…

 

そして、

フィアーマはとても信頼されていて…

誰の相談も真剣に乗っている。

 

みんな、明るい笑顔で帰って行く…

 

そして…相談料として何かを交換してる。

 

これが『等価交換』なのかしら?

 

 

いいえ…もっと何か有る……!!

何故か背筋にゾッとするような…⚡

恐ろしい…何かを直感してました!

 

 

2017,6,30

 

 

 

 

等価交換・前編

 

 

「💫アラディア💫✨

トスカーナの森の城に行きなさい。

 

貴方にタロットカードを教える女性を

呼びましたので、習って来なさい。」

 

💫私の母…💫

月の女神ディアナは私を呼び出すなり

いきなり言ったので驚いて✨

 

「え?森のお城にタロットカードの先生が

いらっしゃるのですか?」

 

私は嬉しくて聞き返してしまいました!

 

「アラディアがあの森の城が好きなのは

ずっと前から知っていましたよ。」

 

 

そう言って✨🌹✨

 

💫母は優しく💫

 

✨微笑みました✨🌹

 

 

 

 

そして

 

「これをその先生に渡して下さい。」

 

そう言って小さな箱を差し出しました。

 

 

私は箱を受け取りながら…

 

「これは…何が入っているのですか?」

 

何か💫不思議な✨予感がして聞きました。

 

 

「等価交換ですよ。」

 

母は静かだけど強い口調で答えました。

 

…でも言葉の意味を知らなかったので

 

「等価交換?」

 

母の言葉を繰返しました。

 

 

「そう…

 

等価交換です。

 

等価交換の本当の意味も

一緒に習いに行きなさい。」

 

 

その言葉の意味も習う…?

 

私の心の何かが衝動の様な物を感じ…

 

「わかりました!

直ぐに準備をして行ってまいります!」

 

 

私はこれから起こる事が

 

楽しみで🎶✨🎶

 

待ちきれなくて

 

身も心も走り出して

いました!!

 

 

走り出した私の背中に向かって母は

 

「アラディア!

私も楽しみに待ってます!」

 

母の声に何故か嬉しさが込み上げて来て…

 

「お母様!ありがとうございます!」

 

一瞬だけ振り返って母の顔を視た時に、

少し淋しそうだけれど不安そうな笑顔

と感じました。

 

なのに何故「私も楽しみに待ってる」と…

母は言ったのか…

その時は知る由も無かったのです。

 

 

 

🙌💫💫💫天界から💫💫💫🙌

 

 

🌏この星に🌏💫✨降りる時は✨

💫🙌🙌💫ただ念じるだけで💫🙌💫

思う場所に行く事が出来るのですが…🐥

 

久し振りに森に行くので🌿

城には直接行かずに森の中に降りました。

 

 

 

 

✨🙌🌿🌿🌿🙌✨

 

精霊たちの歓迎を

受けながら✨

 

💫🙌🌿🌿🌿🙌💫

 

 

 

とても幸せな✨気持ちになっていました✨

 

「やっぱりこの森は大好き~✨🌿✨」

 

 

 

 

そして…✨

 

目的の城を見付け…

 

 

赤い炎の様な髪の女性が

こちらに向かって歩いて来くのに

気付きました✨

 

母と同じ位の年齢の女性に見えました。

(母は年齢不詳ですが…)

 

 

私は走り寄り…

 

「初めまして!アラディアです!」

 

私は💫初めてではない💫…と、何故か

判っていながら挨拶してしまいました。

 

 

微笑みながら…✨

 

「アラディア様、お待ちしてました。」

 

静かな美しい声で迎えてくれました。

 

 

黒では無いとても深くて濃い青い色で✨

飾り気の無いシンプルなドレスを着て✨

 

とても長い髪は赤い炎の様な色で美しく

見とれてしまいました✨🔥✨

 

 

「あの…髪が…

とても美しい髪の色ですね!」

 

✨あ…💫

この炎の様な色の髪…覚えているわ…!🔥

 

でも、記憶の中では少女でした✨

 

 

気が付くといつの間にか現れた

二人の若い女性が…

 

「アラディア様、

お荷物をお持ち致します。」と

微笑みながら言って手を差し出しました。

 

 

そして

 

「アラディア様、お入り下さい。

お話は部屋の中でしましょう。」

 

赤い炎の色の女性は招いて下さいました。

 

 

その女性の

後ろを

歩きながら…

 

 

…少しづつ💫

 

…少しづつ💫

 

 

 

思い出して涙が溢れる…✨

 

自分の記憶の言霊が溢れる…✨💫

 

 

「 … Fiamma ?」✨💫✨

 

 

女性は振り返り…

 

「…そうです!

 

フィアーマですわ…!

 

アラディア様…✨本当に嬉しいです。

思い出して頂けたのですね!」

 

 

その目の前の美しい女性は私の記憶に

残っていた少女だったのです。

 

その少女はこの森に暫く住んでいて

森の精霊たちや花の妖精たちと

一緒に遊びました✨

 

 

でも…

いつの間にか旅に出てしまった…。

 

私は記憶を辿ろうとしてましたが…

何故、急に旅に出てしまったのか。

 

その理由は記憶には残って無く…

悲しくて淋しかった心の記憶だけでした。

 

少女には精霊たちも妖精たちも視えていて

普通の人間とは違っていました…。

 

 

 

気が付くとドアを空けて

 

「この部屋にお入り下さいませ✨」

 

フィアーマは振り返り私の顔を見ると

微笑みました✨💫

 

 

部屋の中はとても静かで

 

落ち着いた基調の

綺麗な家具などが揃っていました。

 

 

 

通された部屋の椅子に座ると

 

フィアーマは微笑みながら✨

 

私の瞳を覗き込み…

ゆっくりと私の疑問に答えてくれました。

 

「アラディア様、

 

私は人間なので年をとります。

ディアナ様たちの様に思った年齢で止まり

永遠の命では無いのです。

 

だから、アラディア様はそのままでも

何年も過ぎていて今の私の姿なのです。」

 

私は頷き…

 

「人間の寿命…知っています。

年を取り…いずれ…命の終わりが有るのも。

 

フィアーマは人間なのですね?

いつか…

いつか死ぬのですね…。」

 

私は複雑な気持ちで言いました。

 

 

「そうです。

生きていて年月が過ぎると

命が終わる時…つまり死が訪れる。

 

だからこそ、

約束事が沢山有るのです。」

 

 

私は『約束』と言う言葉で思い出して

 

「フィアーマさん!

母から貴方に渡すようにと

これを預かって来ました!」

 

ディアナから預かった箱を渡しました。

 

フィアーマは少しだけ緊張した表情になり

 

「ありがとうございます。」

 

静かにフィアーマは箱を受けとると

ゆっくり蓋を空けて

 

はっ…としたような瞳から涙が溢れ…✨

 

中を暫く見つめていました。

 

そして静かに…

大切そうに✨

中の物を取り出しました。

 

私はフィアーマが取り出した物を視て

とても驚きました!

 

 

それは…お母様のいつも身に付けていた

アクアマリンと真珠の指輪だったのです。

 

 

そう…

 

💫私の記憶の底に在る程昔から

母がいつも身に付けていた指輪でした…💫

 

 

 

静かにフィアーマは私の方に視線を向けて

 

「アラディア様…

 

私がディアナ様のこの指輪を

受け取るならば…

 

そのディアナ様の願いに応える

相応な覚悟が必要ですね…!」

 

フィアーマの瞳は

強い視線に変わっていました✨✨✨

 

 

私はここに来た目的は単に

タロットカードを習う事ではなく…

 

もっと私の世界が変わってしまう程の事が

起こるのだと感じていました💫🌹

 

それでも…凄く楽しみで✨

期待に心は高鳴っていました……💫🙌💫

 

 

 

 

 

 

2017,6,20

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ADDICTION…

目標に対して

一途に一生懸命に頑張っている🙌💫✨

 

夢に対して

情熱的に無我夢中になって成し遂げる💖✨

 

そんな生き方は

 

素敵で憧れますね

 

✨💖🌿🌹🌿💖✨

 

 

 

✨何かに✨

 

一生懸命になり💫情熱を持って✨💖

 

イキイキと生活出来る✨💫✨

 

生き甲斐を感じる日々を過ごす✨🐥✨

 

 

恋人に夢中になって

一緒にいると楽しくてお互いに幸せ✨💑💕✨

 

自分も相手も成長し合える💫💖✨

 

そんな風に人生を送れたら✨

 

💫✨🌹✨素晴らしいと思います✨🌹✨💫

 

 

 

でも………

 

その行動や感情が行き過ぎてしまうと…✴

 

 

✴Addiction✴

 

 

 

例えば…

 

恋愛していて相手に

 

夢中になるのは良いのですが

 

他の事が御座なりなってしまったり😵💦

 

相手の言動を気にする余り

 

1日中🌀振り回され🌀

 

 

感情の浮き沈みが激しくなって…😭😡💦

 

情緒不安定…😱💦

 

 

挙げ句の果てには心配し過ぎて😨💧

 

相手の全てを把握したくなり😓

 

疑心暗鬼になり…監視し始め😒💧

 

結果…支配的になってしまう❕❕❕❕❕

 

こうなってしまっては

恋愛ではなく執着のみです👿💧

 

相手を自分の所有物にしてるだけ…😨💦

 

 

自分の支配欲を

 

満足させたい

 

だけの‼‼

 

 

✴Addiction✴

 

恐ろしい事です‼

 

 

 

…何故そうなってしまったのでしょうか❔

 

 

 

他には、例えば…

 

 

🍺お酒が好きで楽しく自制して

 

飲んでいればとっても素敵な趣向ですね🍷

 

 

✨🍷✨でも…

 

好きだから強いからといって🍻

 

沢山飲み過ぎてしまう🍶🍶🍶

 

何かと

理由を付けては

 

いつもお酒🍶を

飲み過ぎて🍻

 

結果体調を

崩したり…

 

 

生活に支障が出て来てしまう…💦

 

お酒で気を紛らわしてしたり

お酒で気分転換などで頼ってしまう❔😨

 

…これってお酒に依存してる❔❔❔😱💦

 

 

 

✴Addiction✴…とは

 

頼り過ぎになる…!

 

病み付きになる!

 

依存する…

 

溺れてしまってる…❔❔❔

 

 

無くては何だか落ち着かない〰💦

 

 

そう…厄介な感情なのです✴😱✴💦💦

 

 

 

 

💫全てにおいて💫

 

💫BALANCE💫がテーマのこの世界🌏

 

💫バランスが崩れれば

 

何処かに負担が掛かります💢😭💧💧

 

 

 

でも…

執着という厄介な感情は中々手強いのです

 

 

様々な事に依存してしまう時は有ります…

 

でも

どちらにしても感情の偏りなので

どうにかしないと厄介な事になりますね💦

 

✴✴✴👿Addiction👿✴✴✴になると…

 

 

理性で

コントロール

出来ない事…❗

 

 

✴Addiction✴

 

恋愛も…💏💔

 

 

お酒も🍸🍶

 

買い物も✨💍👜

 

食べ物も🍗🍔

 

薬も…💊✴…

 

仕事…🏢✴

 

 

 

まだまだ沢山有りますね〰💦

 

 

 

ギャンブルもですね〰‼‼✴

 

 

 

そして

 

ゲームや…

 

スマホ…✴📱✴

SNS……✴📱✴

 

etc.…etc.…,,,

 

依存してしまえば✴Addiction✴なのです

 

 

 

 

切っ掛けは他愛の無いことから…

 

疲れてしまいお酒がやけに美味しくて✨

 

 

ついつい多く飲んで酔ってしまい…‼‼

 

でも…そうしたら✨

 

疲れも悩みも

 

「どうでもいいか~🙌🎶🍺」

 

「なんとでもなっちゃえ~🎶🍶」

 

気持ちが楽になって🎵

 

 

なんて事がたびたび続き…………

 

 

 

お買い物をしてて

 

普段のイライラ💥の解消~❕って🙌✨

 

「あ、これも✨素敵✨~❕

あ~こっちも~😍✨素敵✨~」

 

「わ~い🎵買っちゃお~✨🙌✨」

 

「ん~❕スッキリした~~~🎵💫🎶🙌」

 

「楽し~✨😍✨」

 

「買い物してたら楽~な気分✨💖🎵🙌💫」

 

 

そう…

 

ギャンブルもゲームも同じ事です✨😍✨

 

「楽し~~~✨😍✨」の楽~な感情✨👼✨

 

ついつい現実逃避を繰返していると

 

脳でのドーパミンが出て来て👼✨

 

✨快感✨多幸感✨等で✨👼✨

 

✨🎵楽~になってしまう事を💫👼✨✨

 

 

 

✨💫👼💫✨

 

身体が覚えて

 

しまうのです✨🐥✨

 

 

✨💫👼💫✨

 

 

恋愛依存症も

 

常に恋人がいないと💏

不幸だと

思い込んでるだけなのです😢💔

 

 

 

 

その中のでも軽いと思い込んで

 

実は深刻な状況に追い込まれているのが

 

 

スマホ…SNS…等の依存です😭💧💧💧

 

既に手放せないですよね?

 

 

 

確かに凄く便利で魅力的です✨🌹✨

 

 

常に誰かと繋がってる感覚💕🙌🙌💫

 

知りたい情報は此処に有る安心感💝💫

 

ゲームにも嵌まっちゃう~🎶🎶🎶💫

 

現実逃避も出来るし🎵💫

 

 

💫完璧です💫

 

 

もはや…スマホや携帯電話が📱

 

無い生活…😱💦

 

無い人生…😭💧

 

 

考えられない❔❔❔❔❔❔

 

 

殆んどの方々が…

 

スマホや携帯電話が手放せない💦

 

✴Addiction✴

スマホ依存…✴ですね~😅

 

 

いいえ…此処まで来ると…

 

 

✴💀 Holic 💀✴かもです😭💧💧💧

 

 

✴Addiction✴と

 

✴💀Holic💀✴の違い…

 

 

Addictionは

まだ心理的に依存している事に抵抗がある

 

 

Holicは

もはや無くては駄目だと思っている…

無くては自分は壊れてしまうと思っている

 

そう…完全に依存症なのです😱💦💦💦

無くては壊れると思い込んでいる😭✴✴✴

 

 

✴💀Holic💀✴の方が重傷ですね〰‼

 

 

 

✴💀Holic💀✴では

もはや病気の域に入ってますが

 

✴Addiction✴でしたら…

 

まだ間に合いますよ💫✨🙌✨💫

 

 

思い込みを外してみましょう💫🐥💫

 

 

元々は無かった時を思い出して下さい✨👼

 

ほら🌿🐥🌿無くても大丈夫でしたね✨

 

それなのに

無くては無理なのでしょうか?

 

🌿💫🐥💫🌿

 

 

 

ほら✨🐥✨

思い込みですね✨🙌✨

 

 

 

 

便利だったり🙌✨

 

楽しかったり🎶✨

 

心地よかったり👼✨

 

 

でも

 

それに頼り過ぎたり

依存してしまうと……

 

 

苦しくなるのです😭💦

 

 

だって…

 

本当にこの世から無くなったら…

 

本当にこの世では生きていけない❔😵❔

 

 

思い込みでしょう❔❔❔😆✨

 

 

 

 

気を付けましょうね✨💫✨

 

便利な道具だったのに

道具に支配されてしまっては👿✴

 

貴方は道具の奴隷なのですよ😵💦

 

 

しっかりと

 

貴方の本当の心の強さを持って💫💖💫

 

見極めて下さい💫✨💫✨💫

 

 

心を自由に💫🐥💫

 

解放されてみて

下さいませ🙌💫

 

🙌✨🐥✨🙌

 

 

 

 

でも…

 

それでも…

 

心は常に楽な方に行きたがる✨💀✨

 

 

そして

感情は理性より強くて…💀👿✴✴

 

自分は弱い〰😭💧💧💧

 

 

自信が無いし無理……‼‼😱💦💦💦

 

 

 

大丈夫です🌿💖🌿

 

私は導く事が出来ます✨🌹✨

 

💫月の女神の力💫をもって

✨🌹✨アラディアが

御手伝いさせて頂きます✨👸✨

 

解放されて✨👼✨

 

 

自然のままで…🌿👼✨

 

強くなって✨💫✨

 

 

楽になりましょう✨🐥✨

 

 

 

2017,6,10